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「10分刻み」ニッチタイム(すきま時間)超勉強法 (講談社ニューハードカバー)

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レビュー(Amazon.co.jp)

   なにかと忙しいビジネスパーソンにとって、10分間という短い時間に着目した本書の勉強法は耳よりだろう。朝の起き抜けや就寝前、通勤電車内や仕事を始める前などの「ニッチタイム」をねらって10分の勉強を続けるだけで、大きな成果が得られるというのだ。

   ユニークなのは、せめて10分でも…という窮余の策としてではなく、10分だからこそ集中力が途切れず、実りのある勉強ができるとしている点だ。確かに短ければそれだけ効率を考えるし、意欲も生まれるかもしれない。

   著者が実践しているのは、その10分をもとに、さらに10分、もう10分と、次々にテーマを変えて勉強を続ける「10分刻み」の方法で、心理学的に見ても、逐一、休憩を入れる方法より10分の「変化」を繰り返したほうが、集中力が途切れず、記憶力もアップするという。著者はそれで経営コンサルタント業の傍ら、講演やセミナーを多数こなし、かつ、年間3000冊を読破し40冊の書籍を刊行しているというから驚きである。

   本書ではその「10分刻み」の方法を軸に、ムダな勉強を徹底的に「捨てる技術」や通勤電車の活用法、「10分間速読法」、英語の習得法、朝と休日の勉強法などを提案している。生活シーンやビジネスでの効果を吟味した著者流の方法論やツールにはヒントが多く、また、自分に合わない勉強法は即刻、修正すべきという潔い姿勢も参考になる。

   著者は「お金につながる勉強」をすべきだと本書で繰り返し強調し、「勉強のための勉強」に陥っていないかと鋭く問いかけてくる。自分の「学び方」を再考する契機になるだろう。(棚上 勉)

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