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オブジェクト脳のつくり方―Java・UML・EJBをマスターするための究極の基礎講座

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オブジェクト脳のつくり方―Java・UML・EJBをマスターするための究極の基礎講座

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レビュー(Amazon.co.jp)

    Java等のオブジェクト指向言語がシステム開発の主役に立ってすでに久しい。しかし、それに反してオブジェクト指向自体の普及はまだまだといった感をぬぐえない。不完全なオブジェクト指向は、後の改修やバグフィクスはもちろん、開発コストを考えても「やらない方がマシ」な場合も少なくない。一度プログラミングをマスターしてしまった人にとっては、オブジェクト指向という思想をマスターしようとする際に、経験が邪魔をしてなかなかうまく頭を切り替えられないようだ。そのうえ、抽象的な概念論はさらに敷居を高くする。

   本書は、オブジェクト指向をいちから、しかも、難解な抽象論に陥らず、読者の興味を引きつけながら柔らかい語り口で解説する。「私が許可するまでは、「コンピュータに置き換えて考える」「実際の業務開発で適用するときのことを考える」「コーディングに置き換えて考える」ことは、絶対にしないでください」(第2章より)のように、既に他の入門書を読んだ人には意外な導入から、ユニークな演習を通じて、オブジェクト指向を自然に読者の体に叩き込んでいく。読者はまるでオブジェクト指向の家庭教師をつけたような気分になるはずだ。また第6章で扱われている品質や要員についての考え方の変化は、文章自体は短いながらも重要な示唆を与えてくれる。

   本書は「オブジェクト指向」イコール「抽象的で難解なもの」というイメージを打ち壊してくれる。オブジェクト指向に途中でくじけてしまった人に特におすすめしたい。(大脇太一)

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