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プログラミング作法

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レビュー(Amazon.co.jp)

   コンピュータプログラミングを行ったことのある人なら誰もが身に覚えのある「落とし穴」「苦悩」をいかにしてあらかじめ回避するか、また実際に開発中のプログラムがあれば、いかにして泥沼状態から脱出して、クールなプログラムに仕上げるか、そのヒントと実践に満ちた書である。

   本書は、全プログラマーの座右の書となるべき本である。C、C++、JAVAで記述された実例集は大いに役立つし、また本書で学ぶ「作法」は、C、C++、JAVA言語に限らず有用である。

   第1章の「スタイル」からして、「関数マクロはなるべく使うな」「悪いコードにコメントをつけるな、書き直せ」など、もっともな指摘とTipsが登場し、うれしくなる。第4章「インターフェース」は他者向けプログラミングで商売する人には必読。それが顧客をつかむことになるからだ。第5章「デバッグ」第6章「テスト」は多くのプログラマーにとっての福音だ。ドラッグ状態から正常な生活に早急に戻る処方箋と考えていい。第8章の「移植性」に関しては、ここで述べられている「理想」にまで配慮できるプロがどれくらいいるのだろうか?と思うほどの内容である。

   ベンダープログラムに限らず、移植性の壁に立ち往生する哀れな犠牲者から時間を奪わないためにも、ここに記されたジェントルな姿勢は極めて有益だ。全編にわたりコンピュータプログラミング発祥の地であるアメリカのプロの伝統と良心を見る。

   巻末のルール集は、プログラミングをする人すべてがコピーして机上に備えておきたいエッセンスに満ちている。本格的プログラミングを始める大学生必読の書といっても言い過ぎではない。(澤田哲生)

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