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青い虚空 (文春文庫)

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青い虚空 (文春文庫)

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レビュー(Amazon.co.jp)

   『The Blue Nowhere』は、あなたのコンピュータへの感じ方を、永遠に変えてしまうだろう。『The Empty Chair』、『The Bone Collector』(邦題『ボーン・コレクター』)などのベストセラー作家、ジェフリー・ディーヴァーが、今度はサイバースペースのラビリンスに乗り出した。そこは、安全が手をすりぬけ、見せかけのものが裏切る世界。ハッカーがボタンに触れた瞬間に、最強の者でさえも、富、精神、生命を失いうる。

   コードネーム、フェイトというサディスティックなハッカーが、シリコンバレーに狙いを定めたとき、その犠牲者たちは自分の身に何が起こるかなど、想像だにしていなかった。フェイトは彼らのコンピュータに侵入し、生活を乗っ取り、そして身も凍るような正確さで、彼らを死に誘う。フェイトにとって、殺人はやりがいのあるハッキングのようなもの。うまくいくたびに、また挑戦したくなる。毎回、より高度な方法で、より大きなターゲットをねらって。

   事態に窮したカリフォルニア州警察コンピュータ犯罪部長は、部の猛反対を押し切って、ハッキング行為で服役していたワイアット・ジレットを釈放し、捜査に協力させる。ハッカー特有の熱心さで、ジレットはとりつかれたようにフェイトのコンピュータウィルスの出所をつきとめようとする。これに対しフェイトは、州警察コンピュータ犯罪部の実力者を殺すという大きな反撃に出て、捜査は必死の様相を増す。

   ジレットと組まされたのは、法廷調査に詳しい殺人事件のベテラン、フランク・ビショップ刑事。2人は共通点がなく、ウマが合わない。しかし狙いは天才的な冷血の殺人鬼であり、その殺人ゲームはいまやピークを迎えようとしている。2人は、互いの才能のすべてを結集して敵を止めなければならない。

   ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーである前2作に続き、本作でもディーヴァーの「はらはらさせるサスペンスの名手」(ピープル誌)ぶりは存分に発揮されている。『The Blue Nowhere』は、コンピュータ時代に生まれた、驚愕のサスペンスストーリーである。

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