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SEのためのOracleチューニングハンドブック

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レビュー(Amazon.co.jp)

   往々にして、システム開発においてパフォーマンスチューニングが話題となるのは、運用開始後に問題が発生したとき、もしくは試験時に充分なパフォーマンスが得られなかったときが多い。「後からパフォーマンスチューニングを行えば何とかなる」という考えが蔓延している場合すらある。もちろん、パフォーマンスチューニングの意味するところとして、悪いパフォーマンスを改善するという作業が含まれるのは否定しないが、後付けで考えればよいものではないのだ。

   本書はOracle上でのパフォーマンスチューニングを開発の各フェーズ、すなわち要件定義、基本設計、詳細設計、開発、導入・移行、性能検証のそれぞれにおいて何を考えればよいか、そして開発以降のフェーズにおいては投入するコマンドなどの具体的な対策が例示される。特に設計フェーズではデータベースのアーキテクチャと、押さえておかなければならない与件を詳細に解説しており、すぐにでも実務に応用できるだろう。また、各フェーズの存在意義、行うべきことまでを掘り下げて解説しており、それらを再度確認することで、パフォーマンスチューニングについてもより深く理解できる。

   使用データベースがOracleという前提で書かれているが、単にパフォーマンスの手法だけではなく、それを考慮、採用する理由が具体的に書かれているため、他のデータベースを使用している開発者にも是非一読をおすすめしたい。(大脇太一)

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